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スクラップ・アンド・ビルドを読んで…

2015.09.01 (Tue)

芥川賞受賞作の、羽田圭介さんが書いた、この話を読んで、
ふと、思ったことがあります。

主だった登場人物は、主人公の孫である、健斗と、母親と、お爺ちゃんと言った感じですが、

行政書士の勉強中ではあるけど、
就職浪人でもある、プー太郎の息子、

女手で、諸事情により、老親の面倒を見なければならなくなった、娘。
仕事をしないと、生活がなりたたないこともあり、ついついストレスもたまり、
老親に、きつい言葉をかけてしまう。

お爺ちゃんと言えば、
ごめんね。ありがとう。すんません。
と繰り返すかと思ったら、
365日のうち、330日以上、死にたいと、切に思い続けている老人と言う設定。

それぞれの気持ちになると、
その辛さも分かるけど、

ただ、やはり1番辛いのは、
お爺ちゃんではないか?
と、思ったものでした。

歳をとって、いつお迎えが来るか?
わからない人間に対して、
やはり、優しい言葉使いは、大事。

みじかな、孫と娘に
冷たくされつつも、
いつも、ごめんね。ありがとう。
すみません。を繰り返す、老親に対し、

忙しさによるストレス、
仕事が決まらないストレスなど、

それはそれで大変だけど、

自分に置き換えてみると、

私が、もう少し歳をとって、
娘や息子、孫に、冷たくあしらわれると思うと、いたたまれない(~_~;)

寝たきりにさせたくないから、
尊厳死をむかえさせたいから…

それぞれの作者の考えは分かるけど…

十分なお金さえあれば、
高級な老人ホームに入って、
優しい言葉使いの他人の元で、
1部の選ばれたお金持ちの人は、
優雅に老後が送れるかもしれません。

そうじゃなくても、
せめて、優しい言葉がけをすることは、
言ってみれば、タダ。

好きな事が言える、身内だからこそ、
今まで、育ててもらった事を感謝し、
終わりのある、介護生活を
優しい言葉がけで、送って差し上げられたらいいのにな~
と、思ったものでした。

あくまでも、小説の話ですが…

介護は、確かに大変です。

でも、優しい言葉がけだけは、
忘れずにいてあげてと言いたいのです。





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